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Art by やっぱ無理

Track1.Opening

Track2.輝く針の小人族

00:00 / 07:01

Track3.業火マントル/霊知の太陽信仰

Track4.キャプテン・ムラサ

Track5.少女密室

Track6.妖怪の山

Track7.亡き王女の為のセプテット

Track8.亡失のエモーション

00:00 / 05:12
00:00 / 04:27

・セルフレビュー

 どんな音楽にせよ、最後は人間の耳に入るという視点から考えれば「有機的」であると言える。

 それが自分なりの音楽観であり、この作品に取り掛かっていた頃ホワイトヘッドのプロセス哲学に

 傾倒していたのもあって、タイトルを「有機体の幻想」にしたのだ。

 アナログ感を強く出してタイトルに恥じぬオーガニックなサウンドに仕上げたこの作品は、一聴すると

 音のレンジが狭いと感じるかもしれない。しかし、大音量で聴くと話は違ってくるはずだ。どの曲も

 耳に痛くないし、音の密度が高いのでガツンとくる。当時の自分が出せる最良のミックスだったと思う。

 そして何よりも目を引くアートワークの数々をやっぱ無理さんに描いてもらえたのが幸いだった。

 彼もまた水彩画をデジタルで表現する、「有機的」なプロセスを大事にするアーティストだ。

 私は彼の描いたイラストを見てアレンジを作り、彼は私の曲を聴いて絵を描く・・・。

 お互いにインスパイアされながら創り上げたこの作品は、まさに「有機体の幻想」と言えるだろう。

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